会津若松市在住の方で、卒業式に出席する際に身に着ける振袖や袴を、振袖専門店でレンタルをしようと思っている方は多いでしょう。会津若松市には数多くの和装アイテムを取り扱っている振袖専門店が多く、袴を着用する際に合わせる小物も豊富に取り揃えているので迷ってしまう女性は少なくありません。そこで袴に合う小物を紹介します。

トータルバランスを考えて巾着選びをしよう

和装を身に着ける際に貴重品やハンカチなどを入れておくバッグはさまざまなタイプがあります。近年では、袴と合わせるなら断然巾着が人気になっているようです。しかし、巾着を選ぶ際に最も気になるのは、サイズや色、柄などではないでしょうか。会津若松市にある振袖専門店は、豊富な和装小物を取り扱っており、さまざまなタイプの巾着をレンタルできます。

選び方として、帯色と同じ色や着物の柄と同じ色を選ぶことが挙げられるでしょう。一緒に使用する小物は着物地と同系色を選んでしまうと、写真撮影のときに巾着が埋もれてしまったり派手な印象になってしまったりします。小物は差し色としての役割も持っているので、帯色や着物の柄と同じ色の巾着を選ぶようにすると全体のトータルバランスがよくなるといわれています。

サイズに関しては通常は13cm×奥行13cm×高さ15cmのものが多く、ボールペン一本が大体12cmほどなのでそれよりも少しだけ大きいサイズのイメージです。当日の持ち物には小さめの財布に携帯、メイク直し用の道具をコンパクトにまとめて持ち歩く必要があります。しかし荷物は増えやすいため、通常サイズよりも一回り大きめの巾20cm×奥行12cm×高さ16cmタイプを選ぶのもよいでしょう。長財布も持ち歩くことができるのでおすすめです。大きめの荷物がある場合は、着物にあう上品なサブバックも販売されているのでチェックしてみましょう。

2種類の髪飾りから振袖に合うものをチョイスしよう

振袖に袴を合わせるスタイルは、振袖単品のときよりも活動的で古風な印象になりやすいため、髪飾りも全体のバランスを考えて選ぶことが大切です。和装の際の髪飾りは、大きく分けてつまみ細工とアートフラワーの2種類があります。

とくにつまみ細工は近年注目を集めており、自宅でオリジナルのものを作るという方がいるほど人気のヘアアクセサリーのようです。つまみ細工に使用されている生地はほとんどがちりめん布であり、先の細いピンセットで布をつまみながら花の形を形成していくとても繊細な作りをしています。袴を身に着けたときにまとめた髪に添えることで上品な印象になったり、古風でおしとやかな印象を与えたりできるようです。

アートフラワーは造花を指し、華やかさと美しさにあふれたイメージに近づけられます。ヘアスタイルに華やかさを添えたいときや、レンタルした着物に入っている花の柄や色に合わせたいと考えているなら、アートフラワーの髪飾りがうってつけでしょう。ただし、振袖を身に着ける際には全体のバランスを考えることが大切なので、パーツごとに気に入った小物を選ぶことは控えましょう。バランスを考えて目立たせたい部分とおさえる部分をうまく取り入れることで、理想の仕上がりにできます。

あらかじめヘアアクセサリーとして使用したい飾りが決まっているなら、飾りに合った色、柄の着物や袴を選ぶのも1つの方法です。

袴を引き立たせる帯は全体のアクセントになります

袴タイルは着物と袴だけでは終わらず、着物を着用してから帯を結び、袴を着用する流れとなります。そのため、着物と袴の中心にくる帯選びは全体のバランスを決める重要な小物だといえるでしょう。帯は最初に決めた着物に合うものを選ぶことが大切ですが、どんなタイプでも似合う色として赤色や黄色といった定番カラーの帯をチョイスすることも1つの方法です。また裏表に違う色が使用されているリバーシブル帯なら、手軽に2色使いでき、気分に合わせておしゃれを楽しむことができます。

より着物を引き立てたいと考えるなら、着物柄に使用されている色と合わせたり、袴と同系色の薄色を選んだりすれば、シンプルで選び方も楽なのでおすすめです。すっきりと仕上げるコーディネートを希望するなら、無難に定番カラーを用いたり着物の柄に合わせた帯を使用したりすることになります。もしアクセントを効かせるコーディネートにしたいなら、リバーシブル帯で2色使いを楽しむようにしましょう。他の人がしていないような個性的なコーディネートにしたいなら、あえて他に使用されていない色味を選ぶことで上級者の装いに仕上がります。

近年の流行りでは金襴帯が人気を博しており、キラッとした色合いが差し色として全体のバランスを引き立ててくれるよい役割を持っているようです。もしどの色を選べばいいかわからない場合は、会津若松市の振袖専門店のスタッフに相談してみましょう。

会津若松市在住の方で、振袖専門店でレンタルをして卒業式に振袖と袴を身に着ける予定がある場合、和装を引き立ててくれる小物選びも重要な要素となります。全体のバランスを見ながらうまく小物を取り入れて理想の仕上がりにしましょう。